概要
顧客:HBIS Serbia
国:セルビア
業種:建設業
ソリューション:i2Backup、i2UP
HBIS Serbiaは、中国テレコムヨーロッパのサポートを受けたファイバーチャネル(FC)インフラ上で基幹業務システムを運用しています。同社はインフラストラクチャ近代化の一環として、従来のバックアップベンダーからInfo2softのi2Backupプラットフォームへの移行を開始しました。
移行対象が業務上重要なシステムであったため、HBIS Serbiaはベンダーを一夜にして切り替えることができませんでした。移行期間中は2つのバックアッププラットフォームを並行運用し、業務を中断させることなく移行期全体を通じて継続的なデータ保護を確保する必要がありました。
顧客の課題
- 基幹業務システムがFCインフラ上に構築されており、60TB超のバックアップデータを管理する必要があった。
- 移行に際し、従来のバックアッププラットフォームとInfo2softのソリューションを一定期間同時に稼働させる必要があり、運用の複雑度が増大した。
- ストレージ容量に厳しい制約があり、冗長かつ非効率なバックアップデータを保管する余裕がなかった。
- 利用可能な領域が限られているにもかかわらず、バックアップおよび保持ポリシーを厳格に順守する必要があった。
ソリューション
- i2BackupのFCプラットフォーム向けエージェントレスバックアップ機能により、基幹システムにエージェントのオーバーヘッドを追加することなくデータ保護を実装でき、従来ベンダー製品との共存が容易になった。
- 合成バックアップに重複排除および圧縮を組み合わせることで全体のバックアップ容量を削減し、ストレージ容量の制約に直接対応した。
- i2UPにより全仮想マシンのバックアップタスクを一元管理でき、移行期間中、管理者が環境全体を単一の管理点から制御可能となった。
- ミッションクリティカルなVMに対して高頻度かつ優先度の高いバックアップポリシーを割り当て、最重要ワークロードの目標復旧時点(RPO)を確保した。
- 両方のバックアッププラットフォームが安定して並行稼働できるアーキテクチャを構築し、業務に影響を与える一括切り替えではなく段階的な移行を実現した。
導入効果
- 基幹システムのデータ保護を中断することなく、リスクの低いスムーズな形で従来のバックアップベンダーからの移行を実現。
- 重複排除と圧縮によりバックアップの占有容量を削減し、限られたストレージ容量の負荷を緩和。
- VMバックアップ管理を単一の統合プラットフォームに集約し、運用管理業務を簡素化。
- 個別設定された高頻度のバックアップポリシーにより、ミッションクリティカルなワークロードのデータ保護を強化。
- 移行期間全体を通じて既存のバックアップおよび保持ポリシーへの準拠を維持。