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最適なリアルタイムSQL Serverレプリケーション手法とは?
DB2データベースからSQL Serverデータベースへ約80テーブルのデータをレプリケーションする必要があります。SSISパッケージを作成すれば単純な一括データコピーは簡単に実装できますが、レコード数が数百万件に達するため、一回の実行に時間を要します。初期構築時は許容できるものの、ほぼリアルタイムで更新を反映させたいため、この手法では対応困難です。DB2からSQL Serverへ登録・更新・削除の変更データだけをレプリケーションする最善の手法と実装方法を教えてください。
– Stack Overflowの質問より
IBM DB2は長年、基幹業務を支える信頼性の高いデータベースとして活用されてきました。しかし、企業のデジタルトランスフォーメーション、クラウド基盤の導入、高度な分析業務の拡大に伴い、蓄積された重要なデータを柔軟性とコスト効率に優れるMicrosoft SQL Serverなどのプラットフォームへ移行するニーズが高まっています。
DB2からSQL Serverへのデータレプリケーションを検討している方は本記事をご参照ください。活用可能なツールと、DB2からSQL Serverへのレプリケーションを実施する段階的な手法を詳しく解説します。
DB2からSQL Serverへのレプリケーションとは、DB2データベースのデータをMicrosoft SQL Serverデータベースへ複製するプロセスを指します。一般的に初回一括データ転送の仕組みを構築した後、登録・更新・削除といったデータ変更を移行元DB2と移行先SQL Serverの間で継続的に同期する仕組みを構築します。
DB2とSQL Serverは異なるデータベースプラットフォームのため、この処理は異種データベース間レプリケーションと呼ばれ、専用のサードパーティ製ツールまたはベンダー提供のコネクタを活用するのが一般的です。多くの場合、変更データキャプチャ(CDC)技術を利用します。CDCは移行元DB2のトランザクションログを読み取り、確定済みのデータ変更を抽出するため、本番システムへの負荷を最小限に抑えられます。
企業がDB2からSQL Serverへデータをレプリケーションする主な業務上・技術上の理由は以下の通りです。
SSMAとはSQL Server Migration Assistantの略称で、SQL Serverへデータベースを移行するためのツールです。断続的な一括移行が必要なプロジェクトに適しています。継続的なリアルタイムレプリケーションを求める場合は手法2をご確認ください。
手順1.MicrosoftのDB2向けSSMAダウンロードページへアクセスし、ツールをダウンロード・インストールします。
手順2.IBM Fix Centralにアクセスし、IBM Data Server Driver for ODBC and CLIを検索。DB2接続に必須のIBM Data Server Clientパッケージをダウンロードします。
手順3.DB2向けSSMAを起動し、「ファイル」>「新規プロジェクト」を開きます。プロジェクト名を設定し、移行先プラットフォームとしてSQL Serverを選択します。
手順4.「DB2に接続」をクリックし、サーバー名/ホスト名、ポート(DB2は標準50000)、データベース名、ユーザーIDとパスワードを入力します。
手順5.「SQL Serverに接続」をクリックし、サーバー名、認証方式(SQL認証またはWindows認証)、移行先データベース(新規作成も可)を設定します。
手順6.SSMAにて「ツール」>「データベースの評価」を実行すると、SSMAが評価レポートを作成します。
手順7.レポートを慎重に確認し、手動修正が必要な箇所の対応計画を立てます。
手順8.SSMAの「スキーマの変換」を実行し、テーブル、ビュー、インデックス、主キー・外部キーといったリレーションを変換します。SQL Server互換のデータ型を確認し、変換警告があれば修正します。
手順9.「データベースと同期」をクリックし、変換済みのスキーマをSQL Serverへ適用します。移行先SQL Serverにテーブル、キー、インデックス、ビューが作成されます。
手順10.移行対象テーブルを選択し、「データ移行」を実行します。
SSMAは一度限りのデータベース移行に有効な手段です。しかし、低遅延・トランザクション整合性を保ち、継続的な同期が事業要件となる場合は、Information2のi2Streamをご活用ください。SQL Server向けに開発された堅牢かつプロフェッショナルなデータベースレプリケーションソリューションです。
エンタープライズ向けレプリケーションプラットフォームであるi2Streamは、移行元データベースから複数の移行先データベースへリアルタイムまたは定周期でデータを同期し、異種データベース間のデータ整合性を確保します。データベースの高可用性、負荷分散、災害復旧などの用途に最適です。
i2Streamの主な機能:
本記事ではDB2からSQL Serverデータベースへレプリケーションを実施する2つの手法を紹介しました。手法の選定は業務要件に依存します。SSMA(SQL Server Migration Assistant)は、スキーマと一括データを簡単に一度に移行できる有効なツールです。
継続的なデータ同期と高度なデータ保護を求める場合はi2Streamをご利用ください。DB2データベースをMicrosoft SQL Serverへ負荷少なくレプリケーションする仕組みを提供します。